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人生を豊かに生きるために自分の才能を把握する重要性

さあ、才能(じぶん)に目覚めよう―あなたの5つの強みを見出し、活かす

マーカス・バッキンガム ドナルド・O. クリフトン

あなたは今人生や仕事、プライベートなど、様々なことに満足しているだろうか?

人生や仕事において、自分の才能を活かせているか否かは人生の充実度を決める大きな要因となる。誰しも弱みを持つ部分で勝負していくことは非常に辛いこと。強みを活かし生きていければ、必然的に得意なもので勝負が出来て楽しくもなり、精神的のみならず社会的にも豊かに生きていくことが出来て、世の中に貢献していけることだろう。才能を活かすということは、あなたにとってのみならず社会とても有意義で大切なことである。


本書は自分自身の才能を見つける手助けをしてくれる。それと同時に、会社の中でそれぞれの才能を持つ人間をどうマネジメントしていけば良いかということも書かれている。世の中の多くの人が会社勤めをしているわけだが、それ以外にもフリーランスや自主ビジネスで仕事をしている人が存在する。それぞれの仕事において私たちはより良いパフォーマンスをあげていくことが必要となる。特にこういった書籍を手に取るような人の中には「実際自分がビジネスオーナーで、ビジネスをしていくうえで自分の才能を、強みを活かしていきたい!」と考えている方も多いと思う。


そういったことを考えるためには「自分自身」の才能を知ることが大事と感じている。ここでは会社でのマネジメントについての紹介はせず、あくまでに自分自身の才能を活かすというテーマでこの本を紹介していく。

自分自身の強みと才能

まず本書では言葉の定義を明確にしている。

強み:常に完璧に近い成果を生き出す能力
才能:繰り返し現れる思考、感情および行動パターンであり、何かを生き出す力を持つ資質

一般的な言葉のイメージではなく、この2つの言葉の定義で本書は進んでいる。他の定義の意は一切入らない。まずはこの言葉の定義をしっかり押さえることが重要である。

自分の才能を把握する

本書では上記のように「強み」や「才能」の言葉の定義を明確に決めて、読者の才能を炙り出していく流れとなっている。1冊ずつにweb上でテストを行うパスワードが付与されており、このテストは自分の才能を炙り出すもので、指示されたURL上で多くの簡単に回答が出来る質問に答えていく。そして34項目ある才能となる資質のうちの5つを判明させ、それがあなたの「才能」となる。


勘違いしてはいけないことは得意なことや好きなこととは違う、「才能」となること。
上記に定義した通り「繰り返し現れる思考、感情および行動パターンであり、何かを生き出す力を持つ資質」である。
中には意外なものが含まれることで、新たな自分を発見することだろう。しかしこのテストの正確性は本書の中でも証明されているため、自分の才能として信じていくことが大切である。

 

次はそれぞれの才能がどういったものかが書かれているおり、そこをじっくり読んでおくこと。34項目あるが、自分が該当する5つだけ読むのでも十分だろう。しっかり理解しながら読むことで、才能としての強みがさらに高まる。

自分の才能を活かすためにどのように行動するか

大切なのはここからである。自分自身の才能をこの本で明らかにしたところで、それを何に活かすか、どのように活用するか、どこで活用するか。おそらく、人生全てにおいて本書で見つけた自分の才能を活かしたくなることだろう。

 

自分の才能を把握し、活用しないことは自分自身が思っている以上に「悪」であり、逆に活用することによって社会貢献となる。社会的に意味が生まれてくるのである。


具体的に才能を活かしたい対象は何か、その計画が出来ているか。テストをやって終わりであれば本書を読んだことに意味は無いだろう。実際に才能を活かす行動を起こすことこそが最も大切なことである。ぜひ具体的な行動に落とし込み、才能を活かしてほしい。


本書は科学的に証明されたテストを用い、読者自身の本当の姿を示している。非常に分厚い本のため、人によっては気おくれすることもあるだろうが、上にも書いた通り34通りの資質が書いてあったり、会社でのマネジメントについて書いてあったりと幅広い内容を含んでいる。そのため、自分自身に必要なところだけをピックアップすればすぐに読み切れる本である。

自分自身の強みを把握することは今後の人生でとても価値のあることであり、その才能は今後一生あなたの人生を豊かにするキーとなるものである。他人にはない才能というアドバンテージを武器に人生を生きていけるように本書を読んでおいてほしい。